2006年06月14日

見知らぬ顔

帰国して早や2ヶ月経ちますが、思うのはオフィスに見知らぬ顔が増えていること。駐在期間中に入社した新人たちの顔を知らないのはもちろんですが、僕と同世代かもう少し上の人たちの中にも見知らぬ顔がちらほら。中途入社の人たちです。春先の日経にもそんな記事が載ってましたが、社内を見ていても確かに多い。ひょんなことから知り合った某同業他社の人も中途採用。だいたいみんな管理系の部署に配属されてるみたいです。

一方、今年の新人たちも、研修を終えてそれぞれの部署に配属されてもう1ヶ月が過ぎました。「○○課の新人くんは××らしいよ」なんておばさん連中の噂話も一段落して、これからの頑張り次第で、手厳しい論評をいただくか「結構頑張ってるじゃん」と言ってもらえるかの運命の分かれ道があるわけですが、ま、そんなことはひとまずおいて、気楽な立場の間にしっかり遊んでおきなさいよ、というのが先輩としての僕からのメッセージ。そのうちイヤでも仕事しなきゃいけなくなる時期が来るわけだしね。

それにしても、口ではハッパをかけられつつも、3年くらいは使えないのを前提にじっくり育てられる新人に比べ、中途の人たちに求められるレベルの高いのには驚かされます。たとえば経理の中途採用なら、「公認会計士の資格が必須なのか?」と思うくらいに会計士の資格保有者の割合が高い。そんなご立派な資格をもっていながらどうして宮仕えを?とも思いますが、ま、いろいろあるんでしょう。海外の事業会社の決算などを通じて、それなりにユニークな経験はできるでしょうしね。・・口の悪い某一般職嬢は「嫁探し目的で入社したんじゃない?」なんて言ってましたが。

で、そういう人がどしどし入社してきて肩身が狭そうなのが経理の課長さん。どうやら入社したばっかりの公認会計士氏に頭が上がらないご様子。知り合いの派遣さんは「ふがいない!」とご立腹でしたが、まあ課長さんの気持ちもわからないでもありません。やりづらいよなあ、やっぱ。

以前よりもオフィスの専門性が高まりつつある中、自分の価値、組織における存在意義をどう高めていくか−。柄にもなく本屋でお勉強の本を手にとってみたりするのも、外部の血がもたらす刺激というやつでしょうか。


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2006年06月03日

げに恐ろしきは銀行のサービス

気がつくと、5月はひとつもブログを書かずに終わってしまいましたね。いやー、仕事に注力しすぎだろ、俺(と言いつつ、忙しいのは夜だけだったりして)。

さて帰国後、いろいろと申し込むことがあり複数の銀行に行ってきましたが、どこもサービスは似たり寄ったり。一言でいうと、酷い。別に、「厳格過ぎる本人確認」とか、そういう手続き上のことに文句を言うつもりはありません。そういうのはカネを扱う会社として必要なことですからね。それはわかるんです。

腹が立つのは、サービス業としての自覚に欠けること。みなさんも経験がおありでしょうが、昼イチで窓口の整理番号を取っても、優に20分は待たされますよね。でも、待合椅子に腰をかけるお客が多数いても、銀行はなんにも気にしていない。これが腹立つんです。

で、某銀行では待合椅子の間をおばさん行員がうろうろしつつ一人ひとりに声をかけてるから、「ATMでできることは行員が片付けてくれるのか。銀行の割には気が利くじゃん」と思っていたら、なんとそのおばさん、客に「整理券はお取りになりましたか?」と訊いて回っているだけ。もうね、ガキの使い以下。40過ぎのおばさんにこれを一日やらせて結構な給料出してやってるのかと思うとアタマが痛くなります。その人件費を削って金利に廻せ。

で、いざ窓口に座ると、あれやこれやと書類を書かされるわけです。いや、こっちだって銀行を侮ってたわけじゃありません。その非効率ぶりは重々承知しているので、別に飛び込みで行ったわけじゃないんです。前日に電話して「何の書類がいるのか?」と確認してるんです。で、何度念を押しても「いいから通帳と印鑑と身分証明書だけ持ってこい」と繰り返すからしぶしぶその通りにしたら、予想通り、書類が次から次へと出てくるわ出てくるわ。そのすべてに名前を書くだけでも結構な時間がかかります。

こんなに山ほど書類を書かせるなら、事前に問い合わせした人間には書類を郵送するなりすればいいのに、そういう知恵はないようです。そもそも書類といっても、アホみたいに名前と住所ばっかり書かせるだけですよ。まったく、小学校の書き取りの授業じゃないんだから。そもそも「これ書いてください。はい、これにも書いてください」なんてろくに説明もせずホイホイ書類を出してくるだけなら、別に窓口で書く必要なんてないわけです。むしろ、家でじっくり書類に目を通したほうがよっぽど安心なんだから。しかも、書類すべてに口座番号と店ナンバーを書かせる、ってのが理解に苦しむところです。「これ、自筆にさせる意味あるの?こんなもんくらい、ぼんやり俺の手元を見てるだけのおまえが代わりに書きゃいいじゃん」という意味をこめて「これ、僕が書かなきゃいけないんですか?」と訊いたら満面の笑みで「ハイ」だって。笑顔だけがサービスだと思うなよ、馬鹿が。

だいたい、「窓口の予約が入れれない」ってのがおかしいのです。居酒屋でも散髪屋でもできるサービスがなんで銀行だけできないんでしょう。どうしてもできないってんなら、昼休みの時間帯にオフィス街の銀行の窓口が込むのはわかっているんだから、その時間帯だけ仮設の窓口を作ったりすりゃいいのに。「創意工夫をした者は厳罰に処す」なんて社内ルールがあるとしか思えないおたんちんぶりに、書類をコリコリ埋めさせられつつ、アタマが痛くなりました。

で、もっと腹が立つ、というより呆れてしまうのが、「行員によって質問に対する答えが違う」という事実。同じ行内ですら、行員によって言うことがバラバラ。これ、ひとつの銀行だけじゃないですよ。残念ながら、複数の都銀で経験しました。どうなってるんだ、銀行業界?

これはつまり、マニュアル化ができていないわけですね。合併するたびに何千億単位のカネをシステム統合費用に使ってるくせに、マニュアルくらいシステム化しろよ、と。そもそも銀行というのは、その組織の性格上「自分で考えない人材を育成する」ことに注力しているわけで、そのくせマニュアルは整備されてません、じゃ片手落ちもいいとこです。あまりの怒りに軽いめまいすら感じつつ、ふと行内に目をやると、「全員18時退行」の張り紙が。おかげさまで、それ以上文句言う気すらなくしました。一生治らんな、キミたちは。


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2006年04月16日

帰国後あれこれ

帰国後のバタバタも一段落して、ようやくブログが書ける環境になりました。といっても、いままでのようなペースでは書けそうにもありませんが、みなさまには生温かい目でニヤニヤと見守っていただければと思います、ハイ。

さて、久々の東京本社は、懐かしくもあり、新鮮でもあり、ちょっと不思議な感じです。見知った顔はみんな3年分だけ歳をとってて、知らない顔もちらほら。遊びまわっていた同期が結婚して愛妻家に変身してたり、「早く合コンをアレンジしろよ」が口癖だった先輩がデレデレしながら子供の写真を見せてくれたり、後輩の生え際がいつの間にやら僕よりもはるかに後退してたり・・。全体的には「俺ももう若くないんだな」と思わされることが多いですが、こちらからご挨拶に伺うべき他部の営業の大先輩が向こうから僕のデスクまで挨拶に来られて狼狽&大恐縮するなど、「まだまだ半人前だなあ」と再確認させられることも。いい年してそういう新鮮さなんて味わってちゃいけないわけですが・・。

ということで、仕事の方は慣らし運転状態でぼちぼちやってるわけですが、結構なペースで来るのが、同期や社内外の知り合いからの「メシでもどう?」のオファー。ありがたい話ではありますが、一応は僕も着任したてですし、とりあえず仕事最優先ということで、ランチや晩メシの予定はほどほどのペースで調整させてもらっています。ただ、この分でいくと全部こなすのにいつまでかかるやら・・。

そういうこともあって、これから本格的に妻と「予算折衝」をしなければなりません。こちらの目標は「お小遣い制断固阻止」ですが、さて、どうなりますやら。久々の日本は食べ物も美味しいし、治安もまだまだいいし、ちょっと肌寒いのが玉に瑕とはいえ全体的に大満足なんですが、値段も見ずに買い物ができた駐在時代が恋しく思えるのもまた事実です。


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2006年03月25日

女性がけなす女

最近までNHKでやってたドラマに稲森いずみが出てまして、彼女が画面に映るたびに妻が「綺麗!綺麗!」とアホウのごとく連発するので、すっかり食傷してしまいました。以前書いたかもしれませんが、もともと、僕はこの人のことを美人だと思ったことがないのです。いや、もちろん彼女が「女性受けのいい整った顔立ち」であることはわかりますが、納得いかないものはしょうがない。

で、そのドラマのあと友人に頼み込んで送ってもらったDVDを観てたんですが、最初はケラケラと笑いながら隣で観ていた妻が急に「消せ消せ」とうるさく騒ぎ出しました。画面に映っているのは、ほしのあき。いや、男物のYシャツを羽織っただけの姿でこっちを挑発してるわけでも、小さすぎる水着をつけてイナバウアーしてるわけでもないんですよ。ホントになんでもないシーンです。普通の服着て、ケンドーコバヤシと普通にデートしてるだけ。それのなにがそんなに妻の逆鱗に触れるのか。

「なんで消さなきゃならんのだ」
「だって私、この人の顔キライだもん」
「は?」
「こういう安っぽい顔立ちの女の子、私キライ」
「や、安っぽい顔立ち?お、おまえっ!もう一回言ってみろっ!」
もう完全に恋人をバカにされた気分ですよ。ってか、俺、自分を見失いすぎ。

・・しかし待てよ。ふと冷静な考えが頭をよぎります。いくら妻が気分屋とはいえ、こんなくだらない理由でDVDを消せとまでは言うまい。他になにか決定的な理由があるはずだ。稲森いずみは絶賛できてもほしのあきは許せない・・そんな奇妙な結論に至った理由はなんだ?まあ百歩譲って稲森いずみも美人だとして、その場合、両者にある唯一にして絶対の差は・・?・・・!そうか、乳かっ!なるほど!妻を激昂させたものはこれしかあるまい!

「ははん、キミはほしのあきのおっぱいに嫉妬しているな?」
「はあ?」
「いやいや、みなまで言うな。確かに稲森いずみはおっぱいが小さかろう。そこにキミが共感するのはよくわかる」
「・・・」
「しかしな、だからといって、おっぱいの大きなほしのあきを安っぽい顔立ちだなんて、そんな心にもないことを言って誹謗中傷するのは、キミの人間性のみならず、ひいてはキミ自身のおっぱいをも小さく見せることになりはしないだろうか」
「なに朝日の社説みたいな口調になってるのよ!」
「いや、でも図星でしょ?」
「いい加減にしなさいよ!なにがおっぱいに嫉妬してるよ!私はこういう顔立ちの子にデレデレしてるあなたを見るのがイヤなの!もうっ、ホントにあなたは女の子を見る目が無いんだから!」

僕に見る目がないからキミは僕の奥さんになれたんじゃないか・・という小粋なジョークをぐっと呑み込むことでグーパンチの危機は回避されましたが、いやしかし、まさか自分がグラビアアイドルを見て知らず知らずのうちにニヤついていたとは・・。なんかもう、普通のおっさんじゃないか。日本に戻ったら、満員電車の中で「ポスト」とか「現代」とかの見出しを食い入るように見つめてるオヤジ連中の仲間入りなんだろうか。いや、それはさすがにイカンだろ。ちょっとリハビリしなきゃな。グラビアアイドルを見てもニヤつかないように、とりあえず日本に帰ったらほしのあきちゃんのDVDでも借りてこよーっと(重症)。


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2006年03月22日

恐るべし中国人

昨日、旧市街にあるホテルが全焼しました。幸いにして犠牲者は出なかったようですが、10階建てのビルがすべて焼け落ちており、一歩間違えれば大事故になっていたところでした。昔は「この街一番のホテル」としてずいぶん繁盛したそのホテルですが、いまではすっかりオンボロで、僕は中に入ったことすらありませんでした。

古参の現地スタッフが思い出話を語ってくれました。
「あのホテルは、昔はみんなの憧れでしてね。若い頃は一度でいいからあそこのレストランで食事をしたいと思っていたんですよ」
「ふーん。でも、最近は閑古鳥が鳴いてたでしょ。えらい違いだね」
「そりゃ、いまはもっといいホテルもレストランもありますから」
「そういう意味じゃ、今回の火事は解体費用が浮いてよかったのかもね」

軽い冗談のつもりでしたが、彼は表情を曇らせました。
「あのホテル、今年の春に取り壊すことが決まってたんですよ」
「じゃ、ホテルにとっちゃ本当にグッドタイミングだったんだ」
「実はいま、あの火事が保険金目当てなんじゃないかってみんな噂してるんです。あのホテルのオーナーならやりかねない、って」
「へえ、そんな酷いヤツなの?」
「ええ、カネに汚いと評判の中国人ですよ。あのホテル以外にも、この街でホテルを2軒持ってる大金持ちなんですがね」

「そのホテルってどこ?」
「○○と××です」
「げっ、○○って俺の送別会の会場だよね?その保険金の話、本当?」
「それはわかりませんけどね。比較的新しいホテルですから心配はないと思いますが・・。でも、一応気をつけたほうがいいと思いますよ」
「気をつけろ、って、どうやって気をつけるのさ?」
「うーん、必要以上に酔っ払わないとか・・」
「そりゃ無理な注文だ(笑)」

その場は笑って済ませましたが、ぞっとするような話です。当日は消火器を背負って参加しようかしらん。


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2006年03月14日

雑感あれこれ

メモ代わりにいくつか。

【日銀、量的緩和解除を決定】
ちょっとタイミング的には時期尚早では?という印象を受けます。本格的な景気回復が家計レベルにまで広がっていない段階での緩和解除ってのは、バブルの再来を極度に恐れるあまり「羹に懲りて膾を吹いた」と言われても仕方がないのではないでしょうか。ただ、いったん解除した以上は、日銀の予想通り事が運んでくれることを切に願います。ここでヘタ打って、日銀の信用失墜→日銀法改正で中央銀行の独立性が保たれなくなったりしたら問題ですし。ところで、メール配信版のNYタイムズではこの話題がまったく触れられてませんでしたが、そんなにバリューのないニュースか、これ?

【ジュニアフィギュアの世界選手権】
韓国人の少女が浅田真央選手を抑えて優勝したとのこと。それをわが国の選手のことかのように時間を割いて伝えていたNHK。お前はどこの国の国営放送かと。長澤まさみをもっと出せよと(それは関係ない)。ま、そこまでやっても対韓感情は過去最悪なまでに落ち込んでますが・・。呆れつつ画面を眺めていて、ふと、日韓ワールドカップでやたら韓国の躍進を賞賛する報道が多かったことを思い出しました。マスコミが一丸となって頑張ったわりには、「韓国、審判を買収してるんじゃないの?」なんてことは当時みんな口にしてましたが。世論操作って難しいもんですね。

【ボクシングの亀田兄弟】
なんかすごいらしいですね、視聴率。ノンタイトル戦なのに視聴率が25%、瞬間では30%を超えたとか。試合を観たことがないんで強いのかどうなのか知りませんが、プロデュース能力に関しては卓抜したものがあるのでしょう。ちなみに試合を中継したのは格闘技の茶番演出をさせたら天下一品のTBSですが(片岡鶴太郎に鬼塚勝也のセコンドさせた苦い過去もありましたな)、今回は当たったみたいですね。おめでとさん。

あと、麻生外相の一連の対中発言がオモロかった記憶がありますが、ヤフーで検索してみたらもうなかったな。どうしてかな?代わりにこんなニュースが見つかったので載せておきましょうか。

<国連>常任理事国の分担率 日本提案に中国猛反発

貧乏人をおちょくるのがオモロイのはわかりますが、攻めるだけじゃなく、守るところはキッチリ守らないとね。尖閣諸島の件もキッチリ対処しないと、「電波が騒いでら」とハナからバカにしてたら声の大きさと勢いに押し切られて不法占拠されちゃった竹島の二の舞になりかねませんから(ま、あれは韓国ですが)。特にあの国は電波な上に腕っぷしも強いときてるわけですし。「今後は一切ガタガタ言わせねえ!」ってくらいに毅然と対処しないと「沖縄はわが国の領土だ」なんて言い出されかねませんぜ。


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2006年03月10日

壊すだけ壊す式・人事制度改革論

「面白くないアニメにおカネ出すのね」
書棚の整理中に出てきた古い社内報を見ながら、妻が言いました。
「この担当の人、アニメが好きじゃないんでしょうね。だからあんなのにおカネ出しちゃうのよ」
自ら筋金入りのアニメ好きと宣言している妻は、うちの会社の投資先に不満そうです。

「例えば鉄とか石油だとかって、それが好きじゃなくてもお仕事はできるじゃない?でも、映画とかブランドとかに出資するのって、それが好きじゃないとできないでしょ?センスが問われるんだもん。そういうお仕事って、そもそも商社には向いてないんだと思うわ。だからいい作品は○通に持っていかれるのよ」

最後の「電○」は余計ですし、そういうコンテンツビジネスにおける広告代理店の優位性など、門外漢の僕にはよくわかりませんが、一面なかなか鋭いところをついているとは思います。

そう、商社というのは「これがやりたい!というものがない人の集まり」なのです。確固とした希望業界があったら、その業界に行ってるはずですからね。エネルギーに興味があるなら開発系の会社、食品に興味があるなら食品メーカー、ブランドビジネスに興味があるならアパレル会社と、「それだけやってる会社」は世の中にたくさんあるわけで。そういう会社なら入社後の配属で「資源開発志望の俺がなんで肥料の輸入やらなきゃいかんの?」「プラントやりたかったのに、携帯の販売だなんて・・」なんて商社の新人が大抵見舞われる悲劇に遭う可能性は低いわけです。そういうリスクを承知しつつも「それでも商社がいい!」というのは、結局のところ、個々の仕事よりも商社そのものに憧れているわけですね。

その結果、興味のない人間が手掛けるコンテンツ事業やセンスのない人間が手掛けるブランドビジネス、味音痴が手掛ける食品輸入なんてパターンが出て来るわけです。で、その道の専門家揃いの小さい会社にうまいこと立ち回られて「やっぱりスペシャリストの育成が大切なんじゃないか」なんて自らの強みを見失ったかがごとき不毛な議論に時間を費やしたりして。

ただ、全体として見れば「それでも現場はまわっている」わけで、当面人材マネジメントの抜本的な見直しはないでしょう。もう少し柔軟な仕組みがあれば・・と思わなくもないし、気心の知れた同僚たちとそういう話題で語る機会もないわけではないのです。ただ、どうも僕のアイデアは「柔軟」どころか、少々過激に過ぎるようで・・。

このテーマに関しては、またいずれ機会があれば某同期に「壊すだけ壊して成果が不確かな小泉改革みたい」と評された「アナーキー人事改革論」を書いてみたいと思います。・・煽るだけ煽っての尻すぼみ展開、申し訳ない。


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2006年03月07日

NHKに物申す

みなさん、NHKの「功名が辻」ご覧になってます?我が家ではちょうど夕食時にこの番組が始まりますんで、特に興味もないまま観ています。歴史的事実に適度なホラ話を混ぜることで、リアリティーを維持しつつ面白い小説を書いてきた司馬遼太郎を原作にしている割には「んなアホな」なホラ話の連続でずいぶん興醒めな作品となっていますが、まあそれはともかく。

で、今回のタイトルが「はじめての浮気」。別に身に覚えはないのに、なんだか気まずいタイトルです。上川隆也演じる山内一豊が、長澤まさみ演じる敵方の間諜に迫られて一夜をともにした挙句、機密まで漏らしてしまう、というストーリー。最後は一豊が良心の呵責に耐えかね、仲間由紀恵演じる妻の千代に浮気をカミングアウトして謝る、という展開。内心「謝るってコイツ、アホちゃうか」と思いながら観ていると、妻に「いま、『コイツ、アホやな』って思ってるでしょ」とズバリ指摘されてしまい、鼻からうどんが出そうになりました。他人に自分の思考法をなぞられることほど気持ち悪いもんはないですね。

まあそれはいいんですけど、ちょっとNHKには物申したいわけです。「浮気した男が自らカミングアウトして謝る」ってのはちょっとリアリティがなさすぎるんじゃないか、と。そんなバカな男がいるわけないだろう。秀吉夫妻が信長夫妻に一豊と千代をやたらめったら売り込んでやっているという演出よりも、こっちの方がよっぽど不自然だ。「長澤まさみに迫られたら、たとえ奥さんが仲間由紀恵だろうがトレイシー・ローズだろうが浮気しちゃうよなあ」と万人を納得させるキャスティングの妙に比べると、いかにも稚拙じゃないか。

どうせリアリティがないのならせめて、ほしのあきが裸エプロンで迫ってくるとかそういう気の利いた演出をして、真の意味での「みなさまのNHK」を実現していただきたいものです(結局これが言いたかっただけ)


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2006年03月01日

春は別れの季節

なんか最近更新ペースが落ちてますが、実は理由がありまして、なんと、4月から東京勤務に復帰することになったんですね。で、4月からの新部署との打ち合わせを兼ねて日本に一時帰国したりだとか、後任への引継ぎ前に片付けなきゃいけない話があったりとかでかなり忙しくなってきているわけです。

実は「この仕事オモロくねーから異動させろや」と大見得切って異動することになった経緯もあり(一部誇張あり)、4月からはしっかり人並み以上のパフォーマンスを残さねば会社に居場所がなくなっちゃいますんで、仕事と勉強に注力すべくこのブログもスッパリとやめようかなと思ったんですが、そこは持ち前の貧乏性が出まして、せっかくブログを通じて知り合えた人もいるわけだしまだもうちょっと続けてみるか、ということにしました。ああ、自分の決断力のなさが憎い・・。

こんな風にくだらないブログの存続ひとつで悩む人間もいる一方、なんの前触れもなく2月末でスッパリと終了した某MBAブログなんかもあり、その鮮やかな手際を見るにつけ彼我の違いを感じてしまいます。「捨てる技術」とか読んだほうがいいのかしらん。


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2006年02月25日

搭乗口を駆け抜けろ!

なんか最近出張続きでバタバタしてて落ち着きません。早朝のフライトで着いてすぐに相手のオフィスに向かって商談、とか、朝5時に起きて朝イチのフライトで帰国、なんてのはザラですし。もうちょっと余裕のあるスケジュールを組めばいいんですが、ついつい欲張っていろいろ予定を組んでしまってあとで後悔するパターンばかりです。「うわー、もう空港に行かなきゃマズイよ」と腕時計にちらちら目をやりつつ商談するときの「うわのそら度」の高さといったらありません(だからしっかりスケジューリングしろよ)。

先日も例によって某空港に時間ギリギリで到着してしまい、「あー、すいませんすいません。いまチェックインしなきゃ僕あの飛行機に乗れないんです。ごめんなさい。申し訳ない」と人込み掻き分け行列無視してチェックインカウンターに駆け込む羽目になりました。で、チケットとパスポートを提示したまではよかったんですが、「あ、これも渡さなきゃ」と手渡したマイレージカードのデータを見て、カウンター内の係員がピタッと動きを止めました。

「・・マイレージの出生年データが間違っているぞ」

いや、そんなことはどうでもいいんですよ。俺、あのフライトに乗り遅れたら困っちゃうんです。今日帰らないと明日の商談がキャンセルに・・。

「航空会社に電話して訂正するように言っときなさいよ」

だからいいんですって、そんなこと。どうでもいいから手を動かしてよ。早く!

「おっ、お前、フライト○○○かよ。なにしてるんだ、もう飛行機出ちゃうぞ。早くチェックインしないとダメだろ」

だからっ!(以下略)

・・なんとかこのフライトには間に合いましたが、まったく、心臓に悪いことこの上ありません。あーあ、世界中に新幹線網があればいいのになあ。そうすりゃ駆け込み乗車もできるのに・・って、あ、駆け込み乗車は禁止でしたね。よい子のみなさんは真似しないように。


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