2012年12月30日

中西学という男

滅多に更新しないのに、したらしたでプロレスの話題で恐縮です。

28日でうちの会社も仕事納め。最終日は会社の連中と朝まで飲んで、帰宅後に録りだめしていた「ワールドプロレスリング」を一気見。で、今回取り上げたいのは長期欠場していた中西学の復帰戦。

とはいえ、俺にとって中西は決して好きなレスラーじゃない。好きどころか、常にこちらの期待を裏切り続けてきた、どうにも歯がゆい存在だ。

アマレス重量級のオリンピック代表という逸材。米国遠征時代(当時のリングネームはクロサワ)の「ホーク・ウォリアーの腕を叩き折った」というエピソード。当時の週刊ゴングの選手名鑑での、人を二、三人殺してきたんじゃないかというくらいに鋭い目つき。そして、前田日明の「リングスに引き抜くなら中西」という発言。

そういう幻想をひとつひとつ丁寧に踏み潰してきた。中西を見ていると、彼のレスラー人生をそう表現したくなる。センスの欠片もない試合コメント、どんくさい試合運び、極めつけはK-1における対TOA戦でのミッキー・ローク顔負けの猫なでパンチ。

もう何年前になるだろうか、新横浜駅のホームで偶然見かけた中西は、シャツの胸元を思い切りはだけさせたジャケット姿にサングラス。必要以上に威圧感のある顔つきで、携帯片手に大声で喋りながらホームを闊歩していた。完全にその筋にしか見えない中西の後姿を「長州の言う『レスラーは恐い存在であるべき』という言葉の解釈をこいつは完全に間違えてるんじゃないか」と冷ややかに見送ったことを覚えている。

藤波のタッグパートナーとしての破格のデビューからこの20年、中西について本当に感心したのはスピアー(低重心での高速タックル)の切れ味くらいだったが、そもそもこれで相手をテイクダウンしたところでその後の寝技ができないんだから、これすら単発のカウンター技程度にしか扱えず、結局、いつの間にかすっかり見る機会もなくなった。

中西については文句を言いたいことばかり。和製ヘラクレスと呼ばれた肉体もおつむが足りないから結局は宝の持ち腐れ。俺にとっては中西というレスラーの評価はそんなもんだった。

それが今回の長期欠場で変わった。

昨年の年末の後楽園で復帰予告の挨拶。身体をまっすぐにすることすらままならないまま花道をよたよたと歩く姿に「こりゃ復帰は無理だろ」と思った。というか、正直、「日常生活すらちょっと難しいだろ」と思った。それからわずかに1年足らず。以前と変わらぬ筋肉隆々の肉体で、中西は復帰戦を行った。

もう中西を許してやろうという気になった。こんな復帰を見せられちゃ、もうこれ以上文句は言えないよ、と思った。そりゃ確かに復帰戦以降はどうも足元がおぼつかない感じで、なんというか、晩年の馬場さんを温かく見守るような、そんな目になってしまう瞬間もある。正直なところ、それはある。今後どこまで体調が戻るかわからないが、現時点では申し訳ないけど100%一線級のレスラーとしては見れない。それはまあそうなんだけど、でも、もう中西のレスラー人生は最後まで見届けようと思った。

プロレスラーの選手生命は、気が遠くなるほど長い。それを見れるという贅沢。見たくなる選手がいるという幸せ。中西は、俺にとってそんな気持ちを抱けるレスラーになった。まあ、来週あたりにはもうさっそく中西について延々と文句言ってるかもしれないんだけど。
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2009年11月07日

プロレスバカよ、永遠に

毎回ハズレなしの面白さを誇る村西とおるブログ。今回は思わず泣かされました。先日亡くなった「プロレスバカ」剛竜馬のエピソード。彼の一連の転落劇の頃には、僕のプロレスファン度もすっかりスーパーヘビー級からジュニアヘビー級くらいになっていましたが、このエピソードは知らなかった。

09年10月31日付記事「漁師と海猿、そしてまたもや酒井法子さまと剛竜馬のことなど・・・」をぜひご覧いただき、故人の雄姿を偲びましょう。ショアッ!
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2009年10月04日

きみのせいさ

どっかの国では政権が交代して、首相以下各大臣が寝言以下の発言を連発し、予想通り日本オワタ\(^o^)/な状態に突入していますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?僕はここんとこ、新聞を読むのがイヤで仕方ありません。

さて、デフレが続こうが、その状況に日銀と財務省が無頓着であろうが、藤井とかいうじいさんが気のふれた発言を繰り返そうが(コイツは掛け値なし・筋金入りの愚物なので、「各大臣」と一括りにせずに名指しにします)、こういうものがお手軽に観られるようになったという意味(のみ)で、本当にいい時代になりました。

ピチカートファイヴの「Baby,it’s you」。
ttp://www.youtube.com/watch?v=1QP330Ywm2c
(直リンはしないので、あしからず)

第3期ピチカートがアルバム「BOSSA NOVA 2001」でブレイク期特有の瞬間最大風速な輝きを見せていた時期のテレビ出演(フジの「WOOD」)。このクオリティーの高さはいま観てもまさにcoolの一言。同じバカラックの「Walk on by」からホーンのリフを引用しているところも憎い。

昔、これをビデオに録画して何度も観かえしたのを思い出しました。それにしても、こういう音楽的な才能に溢れた人を見ると本当に羨ましくなります。きみになりたい。
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2009年08月17日

閉じられた世界

久々に更新するものの、話題が古い上に若干のネタバレもあり、しかも長いときてるんで、ほとんどの人にとっては有用でないエントリーです。予めお断りしておきます。


09年6月5日(金) 劇団東京ミルクホール第13回本公演「ズッコケ蟹工船」 at 新宿SPACE107

数日前にたまたま予定がドタキャンとなったため、思いつきで一人で観に行った公演。予算とフィーリングで選んだため、もちろん彼らの舞台はこれが初めて。そもそも演劇を観るの自体が約10年ぶりのはず。

作・演出を手掛ける佐野崇匡はなかなかのイケメン。喋りも、大して面白いことは言ってないんだけど、テンポがよく聞かせる。つまりは華のあるタイプ。でも、この主宰者こそが将来的にこの劇団の足枷となるのではないか。そんなことを感じた公演でもあった。

劇団員が男だけ、かつ非常に若い(20代〜30代前半と思われる)という割に、客層は老若男女、意外に幅が広い。強いてあげれば比較的30代〜40代の女性が目立ったが、僕のような30代サラリーマン一人客もちらほら。が、客の質は総じて低く、「なんでも笑う客」「ツボを外して反応する客」「喋る客」といった連中が目立った(たとえ少数でもこういう手合いは目立つもんだけどね)。彼ら(というか、主に彼女ら)に共通するのは言うまでもなくアタマの悪さだが、もう1つ共通点を挙げるとすれば、おそらくは「佐野氏をお目当てに来ている」ということなのだ。事実、チケットが売れ残っているとアナウンスされた翌土曜・日曜の公演には、当初出演しないと宣言していた佐野氏が出演することがカーテンコールの際に発表された。これを聞いた後ろの席のなんにでも笑う女性客は「えー。じゃあ土日に観に来ればよかった」。

ストーリー自体は可もなく不可もなく、といったところ。くすりと笑えるところはいくつかあったし、劇中何度も唐突に登場しては、何でもありな振る舞いをするカニが「最も厄介で最も頼りになる一市民(大衆)」である、という謎解きにはなるほどと思ったが、結局メインとなるメッセージが「みんなで連帯しよう」じゃ、どうにも弱い。現代日本で我々が目指す道が80年前の小林多喜二の時代の(しかも挫折した)「弱者の連帯」なのか。本気なの?それよりは「学問の力を通じて一人ひとりが自分の周りを少しでもよくしようじゃないか」っていう山形浩生の夢想の方がまだ胸を打つし、希望が感じられるというものだ。「弱者の連帯」だなんて手垢にまみれたメッセージを最後に持ってこられても、観ている側は「なんだ、結局言いたいことなんてないのね」と思ってしまうだけ。いや、別にそんなものがなくったっていいんだけど、だったらもっと笑わせてよ、と。

あと気になったのが、身内の客(なにをしても喜んでくれる固定客)を相手にしすぎるために生まれる内輪ノリの空気感だ。ストーリーとはほぼ無関係な劇中劇で披露される、サラリーマンの余興芸程度のモノマネ。「せっかく習ってるんでやってみました」的な日本舞踊。こういった代物に10分も20分も使うのは、「○○さん、カワイー」な客には大満足の「お約束」なのかもしれないが、僕のような一見の客には、サービス精神というよりは、これくらい媚うっときゃ次もまた来てくれるでしょ、ってな志の低さの表れに見えてしまう。

なお、日舞はこの劇団のこだわりで売りのひとつになっているようだが、力強さや情熱を感じさせなければならない場面のダンスも、日舞をベースにしたものだから、迫力に欠けて正直イマイチ。こだわりはわかるが、それなら、それを活かす場を作らなければ。フィットしない場面でも「とにかく日舞をやるんですっ」じゃ単に頑固なだけだろう。正直、10年近く前に観た歌舞伎町の黒鳥の湖でのダンスのほうがよっぽど感動的だった。あと、殺陣も別に悪くはないのだが、若い男だけの劇団なんだから、もうちょっと身体を張ってもいいんじゃないか。小さな箱で迫力あるダンスや殺陣を見せることこそが小劇団の魅力だと思うのだが。

とまあ不満な点を挙げればキリはないのだが、でも全体的にはパワー溢れる舞台であり、ノンストップで2時間20分を魅せたのは素直に凄いことだと思う。また、浜本ゆたかの華、吉田十弾のキャラ、J.K.Goodmanの演技力はそれぞれ魅力的だった。特に浜本と吉田の2人はまた別の場でも観てみたいと思わせる力があった。

追記
カーテンコールで「次回公演は今年11月」と聞いたとき、「大丈夫か?」と思った。この劇団の創造主たる佐野氏に半年で無から有を生み出す余力はないだろう、と感じたからだ。上でも触れたが、この舞台のテーマという面から見ると、正直なところ、彼に演劇を通じて伝えたいことが残っているとは思えなかった。「劇団を作っちゃったから」でルーチンで公演を打っているだけなら、磨り減るだけだろう。たとえば鴻上尚二の第三舞台は再演が多いという印象があるが、これは書きたいことがある程度溜まってから新作を作るための工夫ではないだろうか。この「時間稼ぎ」が新作の(再演に耐えうる)クオリティーを生み出すのなら、これこそが成功する劇団になれるかどうかの鍵だろう。であれば、この劇団の次回公演は過去作品の再演であるべきだと思うのだが、あまりに固定客ばかりの客層ではそれは難しいか・・。
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2006年03月07日

NHKに物申す

みなさん、NHKの「功名が辻」ご覧になってます?我が家ではちょうど夕食時にこの番組が始まりますんで、特に興味もないまま観ています。歴史的事実に適度なホラ話を混ぜることで、リアリティーを維持しつつ面白い小説を書いてきた司馬遼太郎を原作にしている割には「んなアホな」なホラ話の連続でずいぶん興醒めな作品となっていますが、まあそれはともかく。

で、今回のタイトルが「はじめての浮気」。別に身に覚えはないのに、なんだか気まずいタイトルです。上川隆也演じる山内一豊が、長澤まさみ演じる敵方の間諜に迫られて一夜をともにした挙句、機密まで漏らしてしまう、というストーリー。最後は一豊が良心の呵責に耐えかね、仲間由紀恵演じる妻の千代に浮気をカミングアウトして謝る、という展開。内心「謝るってコイツ、アホちゃうか」と思いながら観ていると、妻に「いま、『コイツ、アホやな』って思ってるでしょ」とズバリ指摘されてしまい、鼻からうどんが出そうになりました。他人に自分の思考法をなぞられることほど気持ち悪いもんはないですね。

まあそれはいいんですけど、ちょっとNHKには物申したいわけです。「浮気した男が自らカミングアウトして謝る」ってのはちょっとリアリティがなさすぎるんじゃないか、と。そんなバカな男がいるわけないだろう。秀吉夫妻が信長夫妻に一豊と千代をやたらめったら売り込んでやっているという演出よりも、こっちの方がよっぽど不自然だ。「長澤まさみに迫られたら、たとえ奥さんが仲間由紀恵だろうがトレイシー・ローズだろうが浮気しちゃうよなあ」と万人を納得させるキャスティングの妙に比べると、いかにも稚拙じゃないか。

どうせリアリティがないのならせめて、ほしのあきが裸エプロンで迫ってくるとかそういう気の利いた演出をして、真の意味での「みなさまのNHK」を実現していただきたいものです(結局これが言いたかっただけ)


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2005年10月11日

「グッチ裕三」という生き方

海外駐在員の数少ない娯楽のひとつがNHKの衛星放送であることは以前にも触れましたが、バカにならんカネを払って「きらっと新潟」だの「中学生日記」だのを見せられると必要以上に腹が立つのは仕方のないところ(いい加減、「本物の中学生が喋るスピードで台詞を喋らせる」演出くらいしたらどうだ)。

で、そういう番組のひとつに「ハッチポッチステーション」というのがあります。子供向けの音楽番組で、でも選曲的にはお父さん・お母さんにも配慮してますよ、という一見よくできた番組です。司会はグッチ裕三。

このグッチ裕三という人、どうも引っ掛かる存在です。気に掛かる、ではなく、引っ掛かる。もちろんこの人のファンでもなんでもないので、「モノマネ王座決定戦」でサッパリ似てない海外アーチストのモノマネ(というか、単なるカラオケ)してたりだとか、「夜もヒッパレ」に出てたりだとか(ちゃんと見たことないので何してたのか知りませんが。いまもこの番組やってます?)って印象くらいしかないんですけどね。

彼のやってる番組で「面白い」と思ったことがないのは個々人の感性の問題で僕がここで言及すべきではないことではありますが、引っ掛かるのは「やってるグッチ裕三自身が全然面白そうじゃない」ということ。楽しそうに歌ってはいますが、目が死んでるというか、笑顔が無理してるというか。見ていると気の毒になってきて、気が滅入ります。

生きていくためには必要とはいえ、面白くない仕事をやり続けるのって大変だよなあ、と一人勝手に溜め息をついてESPNあたりのサッカー中継にチャンネルを替えるのが最近の日曜の日課です。そんな僕を見て「勝手に他人の心配して勝手にブルーにならないでよ」とは妻の言葉。・・おっしゃる通りではありますが、彼の笑顔には、なにか自分自身を省みて考え込まされるものがあるのですよ。
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2005年09月23日

「個性的」を目指す没個性

日本のみなさんはまたお休みらしいですね。休みの日分けてください、ホント。明日も出社だよ・・。

さて愚痴はともかく、先日NHKを観てると、金髪の中年女性がインタビューを受けていました。なんとかmaxxとかいう、「しゃべり場」にもコメンテーターとして出てる画家とのことでした。顔はなんちゅうか、ドン小西みたいな感じです。で、まあよくある自分探し話とか苦労話をしてるんですけど、残念ながら大して面白くないんですよね。というかそもそも、彼女の話に興味がもてないのです。

理由は単純。彼女のルックスが「よくある現代美術家」だから。

中年女性。でも金髪、でもサングラス。以前ニューヨークだかどこだか在住の日本人女性画家も、まったく同じような格好をしていました。もう20年くらい住んでるのに、ビックリするほど英語がヘタなおばさんでしたが、まあそれはともかく、このなんとかmaxxさんにしても、ドヘタ英語おばさんにしても、言うちゃ悪いが、なんともありきたりな格好なんですね。とことんオリジナリティーが感じられない。妻が彼女を見ていみじくも「芸術家ではなくて、芸術家になりたい人がする格好」と評していましたが、まさにそれ。

僕たちは本物が見たいわけです。突き抜けたものが見たい。イチローが見たい、ナカタが見たい、コイズミに票を入れたい、全部そうです。巨人を見たくないのはマツイが抜けて本物がいなくなったから。そういう時代に、「50になってもアタマを金髪に染めてるアタシは芸術家でござい」なんて顔でテレビに出てこられても困るわけです。残念ながらお呼びじゃない。そういう意味では、なかなか厳しい時代です。

画面にほとんど見向きもしないまま、妻は溜め息をつきました。
「せっかく取材したから、って理由だけでなんでもかんでもテレビで流されちゃ困るのよね」
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2005年08月01日

アンカーは俺だ!

ミュージックバトンが廻ってきましたよ。つーか、友達少ないうちのブログがどう対処すりゃいいのか・・。なにはともあれ、まりえさん、ありがとうございました。あなたは僕の数少ないサイバーフレンドです。

ということで、以下回答です。


■コンピュータにいれてる音楽ファイルの容量
0!ゼロっ!まったく入れておりません!i-pod?そんなもん、駐在地あたりじゃ売ってもおりません!


■今、聞いている曲
Round Table featuring Nino 「Let Me Be With You」
「あー、アニソンね」などと鼻で笑うなかれ!懐かしの渋谷系が好きな人なら一発でハマるポップチューンですよ。ああいうのがお好きな方はぜひ。


■最後に買ったCD
Round Table featuring Nino 「April」
サンボマスター 「サンボマスターは君に語りかける」

サンボはファーストが良かったんで買ってみました。今回もなかなかの出来。それ以上に、こういうルックスの人たちが売れるという事実が衝撃的。時代は変わった。・・まあ、某SOPHIAのボーカルみたいに、音痴なのにイケメンというだけでテレビ出てる人も未だにいますが。

Round Tableに関しては、たまたま衛星放送のチャンネルを替えてるときにたまたまアニメのチャンネルで耳にして、おっ、と思ったのがきっかけ。ピチカートファイヴ解散以降絶えて久しかった渋谷系の系譜にしっかりと足跡を残した1枚。ま、3年も前の作品ですが。ちなみに、他の作品は聴いたことないです。


■よく聞く、または特別な思い出のある曲
OASIS 「Don't Look Back In Anger」
「Wanderwall」よりこっちの方が名曲じゃない?大学時代の一時期、毎日のように聴いてました。当時、辛い恋があったのですよ。その傷に、このメロディーが沁みたのですよ。

Beach Boys 「Don't Worry Baby」
実はほとんどのメンバーがサーフィンなんてやったことがない文科系バンド、Beach Boys。「Surfin' USA」のイメージしかない人はぜひ聴いてください。悩める天才、ブライアン・ウィルソンのペンによる美しいメロディーとグループのコーラス・ワークが素晴らしすぎ。

Pizzicato Five 「Baby, Love Child」
15年前に作られたアルバムとは思えないほど未だに斬新さが色あせない大傑作アルバム「女性上位時代」から。モラトリアム魂をこれでもかと刺激する小西康陽の歌詞が高浪敬太郎のどうしょうもないほど綺麗なメロディーに絡みつく。日曜の午後とかに聴くと、次の日から仕事する気がなくなってしまいます。

Isley Brothers 「For The Love of You」
この曲でウルウルしない女の子なんていない!というまさに珠玉のバラード。もちろんロナルド・アイズレーの歌声もいつもながら素晴らしい。この曲をバックに女の子を口説いたにもかかわらず、逃げられてしまったおのれのヘタレっぷりはいつかブログでも書きました。

Aquamarine Dream 「Fantasy」
なんちゃってDJとして何度かクラブでお皿を回したことがありますが、やっぱりこの曲は最高に盛り上がります。どアタマの音が小さいので繋ぎが少々面倒ですが。あー、あの楽しかった時代はもう戻っては来ないのね・・。

・・かなりバラードに偏っちゃいましたね。ウェットな人間性がバレるようで恥ずかしいものがあります。


■バトンを渡す5人
うわー、ブログ友達少ないのにどうしようかなあ・・。とりあえずうちのリンク集見てみたんですが、個人ブログの3つのうち、2つがリンク切れてて、生きてる1つからこのバトンが来た、という惨状でございます。誰に渡せばいいんだよ、バトン。

ということで、うちからは誰にもバトンは渡りません!ここがブログ界の網走番外地!最果てですよ、みなさん!

・・しかしまあなんですね、それはそれで非常に寂しいものがありますのでどなたか物好きの方おられましたら「俺がバトンを受けてやる!」と名乗り出ていただけませんか?ついでに相互リンク依頼とかあれば受け付けますです、ハイ。
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2005年04月01日

真の「俗悪番組」

いまさらなに言ってんだ、って思われるでしょうが、筑紫哲也の番組の暴走っぷりは酷いみたいですね。

ここの「4ちゃんねる!!」ってコーナーの、掟ポルシェ氏のコラム最新号(05年4月1日付)を読んでくださいね。

「ニュース23」といえば、イラク戦争のときに下村健一が同番組内で非常に程度の低い発言をしていて呆れかえった記憶があるんですが(一時帰国中でたまたま観てしまったんですね)、まあそれはまた暇なときにでも書きます。・・話題が古くてすいませんね。

それにしても、こんなに馬鹿なマスコミなんていっそ買収されちまえ、と思いますが、TBSじゃほりえもんどころかイヌも食わないか、やっぱり。投資先としてはリスクが高すぎるわなあ。

ところで実はその昔、ロマンポルシェのライブに行ったことがあるんですが、鳥肌実がゲストで出てきたりして、ずいぶん面白かった記憶があります。日本はいいですね、娯楽がたくさんあって。うちのブログなんてちょっと気を抜くとテレビの話題ばっかりですから・・。
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2005年03月26日

読んでてわかった「負け犬」の理由

妻の本棚にあった「負け犬の遠吠え」をいまさらながら読んでみた。言うまでもなく、このベストセラーは30代独身女性をすべて「負け犬」と定義してその生態に対する考察を行い、各方面に反響を巻き起こした本である。で、読後「なぜ人は負け犬になるのか」を自分なりに考えて出た結論が以下の考察。

恋愛をマーケットと考えると、女性には若いうちは「プレミアム」がついている。このプレミアムとは、言うまでもなく「若さ」のことである。

男性は逆に、年をとるに従いプレミアムが付いてくる場合が多い。この場合のプレミアムとは「収入」「地位」「名声」などを指す。世の男性の多くは、若い頃はプレミアムがついていない。

世の多くの女性は、プレミアム込みの価値を「自分の価値」と勘違いするが、残念ながらこのプレミアムは年々減価する。ここに気付かない女性は、「過去に言い寄ってきた男よりもいい男性は、必ずどこかにいるはずだ」と「より良い男」を見つけようとして売れ残り、「負け犬」と化す。

つまり、確かに「昔の男よりもいい男」はいるのだが、以前とは違いそういう男が自分を相手にしてくれなくなる、ということだ。結局、自分の価値が過去よりも減価しているにもかかわらず、過去よりもいい男を捕まえようという発想に無理があるわけだ。世間ではもはや「結婚適齢期」という言葉は死語になったが、負け犬はいまこそ、この言葉の意味を噛みしめる必要がある。この言葉は、単に世間体や出産などに言及しただけの言葉ではないのだ(と思う)。

さてこの「負け犬の遠吠え」、読んでてひっかかった部分はごまんとあるんだが、そのうちのひとつを挙げてみると、デートで男にいいレストランに連れて行ってもらった際に、負け犬はこのような類の発言をする人が多いとのこと。

「この店、以前はよく来たけどシェフが変わってからイマイチになったわね」。

著者の酒井女史はこの例を引き、30代負け犬は「あらゆる意味で経験地が高い」のでこういう発言につながり、男性がしり込みする結果、負け犬となりやすいのだとおっしゃるが、せっかく連れてってもらったお店でこんなこというヤツは老若男女を問わず嫌われるに決まっているではないか。そんなこともわからないなら、そりゃイヤでも負け犬化するはずである。

少々くどい補足説明をしておくと、藤原紀香がこの台詞を言っても許されるし、黒木瞳であれば40代であってもこの台詞が許される。こんなにコケにされても「それでも手に入れたい」と男に思わせるルックスがあるからだ。

ただし、残念ながらこの世の中は美女で埋め尽くされているわけではない。失礼ながら酒井女史程度のルックスでこういうことをのたまうと、こんな嫌味な30女をデートに誘う暇とカネがあるなら、もっと若いのからチョイスするわい、と男性に思われてしまうのが世の習いである。ルックス65点の30歳よりもルックス65点の20歳の方が耐用年数の面から考えて、商品価値は高いからだ(20歳でルックス65点の女性より、減価期間を経てもまだ65点ある女性なら「地の美しさ」は後者のほうじゃないの、という指摘はあろうが、残念ながら世の大多数の男性には、減価うんぬんという考え方などはアタマにないのである。男なんて目先を見てるだけの生き物だから)。

しかしこの本、上記に挙げたような「高慢な」負け犬の生態ばかりが次から次へと出て来るが、果たして実態はその通りなのだろうか?どうも僕には彼女が生息している「マスコミ業界」の負け犬ばかりを描写している印象を受ける。世間一般の30代負け犬の原因はもっとシンプルなものだと思うんだが。つまりは出会いの少なさと妥協のできなさが主因、ということなんだけど・・。さて、実態はどうなんでしょう?みなさんのご意見、ご感想をお待ちしております。
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2005年01月17日

タッキーなら何をやっても許されるのか?

風邪ひいたんで、ゴルフもサウナも諦めてジンジャーティーをすすりながら家で「義経」観てたんですが、タッキーって元服後も髭を生やさず義経役をやるんですね。「タッキーなら何をやっても許されるのか!」とテレビの前で憤慨してたんですが、妻の反応を見ているに、どうもタッキーなら何をやっても許されるみたいですね。ふうむ。

ところで、常盤御前を演じる稲森いずみさんですが、長嶋美智子という引退した女子プロレスラーに似てる気がしてしょうがないんで(いや、ご賛同いただけないとは思うんですが)、絶世の美女という役柄はどうもしっくりきません(いや、誰からもご賛同いただけないであろうことは重々承知しているんですが)。

などと、ぶつぶつ言ってたら熱がぶり返しました。諸行無常。
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2004年12月02日

とにかくお薦めします。

ここのランキングに登録しているブログは数あれど、就職活動中の学生さんのブログが多いこともあり、あまり面白いものには出くわさない。そんな中、久しぶりに読みでのあるブログに出会った。

就活病〜ある女子大生の話〜

就職活動関係のブログって、自分自身への自信のなさを、同じ境遇にある仲間と群れて騒いで誤魔化しちゃえ、というノリで突っ走ってるだけの、読むに耐えないものが正直多いんですが、これはちょっと違いますよ。面白けりゃ事実であろうがフィクションであろうが、んなことはどうでもいいのです。大切なのは「視点」であって、それが彼女にはある、ということ。

「やらしーから読んでるんでしょ」とツッコんだそこのあなた、別に否定はしませんが(しろよ)、そういう考え方、僕は好きじゃないなあ。
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2004年11月30日

恐るべし、CanCam

先輩の奥さんの愛読誌であり、一時帰国から帰ってくる際のSQの中では妻とその隣の女性が2人並んで読んでいた雑誌、CanCam。しかもほぼ同タイミングでまりえさんのブログでもその名前を見かけるに及んで、そんなに人気のある雑誌ならこれは一度中身をチェックしなければ、と妻の持ってた今月号を読んでみました。

で、感想なんですが・・。

とにかく、女性の「モテたいんだ!」という気合がひしひしと感じられる雑誌でした。どこ読んでも「モテ」というフレーズが出て来る記事ばっか、しかもそれが、女性の細腕で持てるんかい、というずっしりとした紙面に埋め尽くされているわけで、もうおなかいっぱい。おかげで、文字数自体は少ないはずなのに、一冊読み切るにはかなりの体力を要します。雑誌全体から発せられる「モテたいオーラ」にゲンナリすれば、相応のダイエット効果まで見込めそうです。

オシャレもマナーも、「すべてはいい男をゲットするためなのよ!」という終始一貫ぶりは逆に清々しくもありますが、「マナー講座」とかはとんちんかんなものが多いし、大丈夫かいな、というところもちらほら・・。(例えば、レストランで食事中にトイレに行きたくなっても、メインディッシュが終わるまでは我慢せよとのレクチャー。我慢する方に気持ちが行っちゃって会話が弾まない方がよっぽど困ると思うんですが・・。あと、「先輩の机が乱雑になっていたら、上司に確認のうえ片付けてあげよう」などとのたまうに至ってはもう絶句。普通、そんな勝手なことしたら先輩に張り倒されても文句言えません。そんなことして「かわいい後輩」を目指すのは、好きな子をいじめて気を引こうとする小学生の男の子並みの勘違いですよ。もうムチャクチャ・・)

さて、ここでモテない部類の男性を代表して言わせてもらいますと、女性がここまでモテるためのテクニックを磨いても、というか、磨いたがゆえに自分の意に反する男性が近づいてくるのも仕方のないところ。なのにそれを「迷惑」と思うのはいかがなものかっ。これこそ正に「自業自得」ではありませんか、みなさーん!ということで、CanCamをお読みの女性のみなさんは、我が身の不明を恥じたうえで、勇気を出して近づいてきた男性にはフレンドリーに接していただきたいものです、ハイ。

ところで、既婚者である我が妻がこんな雑誌を読んでいるというのは、いったいどういうことなんでしょうか?

追記
この雑誌の山田優というモデルさん、一度表参道のお店で腹の突き出た白人中年と2人でメシ食ってるのを見たことがありますが、あんまりオーラは感じなかったなあ。どうでもいいですが、この人、篠原涼子と同じ顔してますね。
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