2013年08月23日

小橋引退

あまりの更新の滞りぶりに自分でも驚いてるわけですが、いやなんだ、もう今年も軽々と半分を超えてしまったのか。せめて年賀状と暑中見舞い程度のペースでは更新しなきゃなーということで、アフリカの空の下で手帳に書きつけた話をブログに再利用。ま、アフリカ出張中になに書いてんだって話ではあるんですが。

小橋建太には感謝しかない。

自分がプロレスを再び熱心に観戦するようになった1996年頃、小橋は既に当時の全日本プロレスの四天王の一角を占めていて、序列的には最下位ながらも三沢戦のクオリティは他の二人を凌ぐほどの存在になっていた。このとき小橋はまだ30歳にもなっていなかった。20歳で入門だからデビューから僅か10年足らず。若手時代、あまりにひたすら練習する姿を笑っていた他のレスラーたちに「いまにコイツに飯を食わせてもらうことになるぞ!」と一喝した天竜の炯眼はさすがである。

当時の小橋の必殺技はムーンサルトプレス。ムーンサルトプレスの使い手としてはもちろん武藤敬司の名前が真っ先に挙がるわけだが、確かに武藤のムーンサルト、特にスペースローンウルフ時代のそれはコーナーポスト最上段からふわっと浮き上がってから相手に向かって落下していく「まさに月面」という美しさがあったが、小橋のはいかにも鈍重、重力にいささかも抗うことなくどてっと落ちる低クオリティー。が、これをひたすら繰り出し続け、ついには自らの膝に致命的なダメージを与え、コーナーポストに上がっただけで小橋の身を案じるファンから悲鳴が上がるようになっても頑なに続けたことで、かつての失笑技を崇高なものにまで高めてみせた。

一事が万事、小橋というのはこれで、笑ってしまうくらいの練習の虫という以外はなんら面白みのない京セラあがりの元サラリーマンが、ひたすら己の身体を張ったファイトを続けることでついに「佇まいそのものがプロレスラー」という高みに辿り着いたわけだ。

そんな小橋が残した数々の功績の中でも、ゼロ年代の格闘技ブームのさなかで「キングオブスポーツ(を謳っているのは新日だけど)」の誇りを砕かれたプヲタたちの唯一にして絶対的な心の拠り所となったことは特筆に値する。さすがに「ノアだけはガチ」とは言わないが、格闘技の連中には決して真似の出来ないプロレスを見せ続けた小橋は確かにジャンルそのものの守護者であった。一人の平凡な青年が生き神のレベルにまで上り詰めていく過程を四半世紀の長きにわたり見せてくれるプロレスの豊かさ、そして小橋建太その人には改めて感謝の言葉しかない。本当に素晴らしいプロレスを見せてもらったよ。小橋、どうもありがとう。

2013年04月21日

15年ぶりの衝撃

羽生七冠誕生以来、久々に将棋が世間に届いた一大イベント「第2回電王戦」は、最終局で大将格の三浦八段が敗れ、人間側の1勝3敗1引き分けに終わりました。

ロクに棋譜も読めないド素人の僕にとって、プロの対局というのは妙手・鬼手を味わうものというよりは多分に人間を見る競技なわけで、A級8段のトッププロがコンピュータに敗れたところで、まして相手が1秒間に2億7千万手読むお化けマシンであればなおさら、今後の将棋を見る目に変化などない、と強弁したいところですが、やっぱりこの結果は暗い予感を伴う衝撃的なものでして・・。

今回の敗戦を見て思い出したのは、97年10月の高田延彦VSヒクソン・グレイシー戦でした。あれってつまりは、高田個人の敗戦というよりはプロレスの道場幻想がグレイシー柔術、ひいては総合格闘技という現実に敗れたという幻想の崩壊、ジャンルの敗北だったわけで、同じく奨励会という神童・天才の集まりである奨励会という道場的存在を持ち、その狭き門をくぐりぬけた怪物たちだけがプロ棋士となれ、そしてその中でも図抜けた大天才のみがA級八段になれるというプロ棋士幻想(幻想じゃなくて、実際そうなわけですけど)が、コンピュータの圧倒的な計算能力という現実の前に屈したという今回の事態は15年前の悲劇とまったく同様の構図を持っており、プオタにして将棋ファンの僕にはことさらぐっとくるものがあります。

まだ現時点では東大のパソコン670台を繋いで計算しないとトッププロに完勝するレベルにはないと言っていいと思いますが、こんなもん数年で670台が半分になってあっという間に5台、10台になる世界なわけで、そのうち真剣にプロのカンニング対策をやらなきゃならんでしょうし、既に世界チャンピオンがコンピュータにまったく歯が立たなくなっているチェスと同様に、スポンサーの撤退によるタイトルの賞金の激減とその結果としての「将棋で食えないプロ棋士」の激増までもが予想されるわけで、将棋というジャンルそのものの土台を揺るがす話が今後次々に出てくると思います。

もちろん能力面におけるプロ棋士の絶対的な凄みが今回の敗戦で変わるわけではありませんが、コンピュータと比較して当然相対的にその凄みが減少したわけで、この困難な状況の中で将棋界はどう変わっていくのか。もはや「最強」を捨て、その代わりに「最高」を目指して勢いを取り戻しつつある新日本プロレス(個人的にはこの方向性は嫌いなんですが)のごとくに将棋界が変化していくことはできるのか。正直目をそらせたい気持ちはありますが、それでもファンとして今後も将棋には注目していきたいと思います。

2011年05月09日

(東電に)Noと言える日本(を目指して)

久々の更新となりました。まあこのブログにしては比較的短いインターバルではありますが。ともあれ、まずは今回の震災で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。僕自身は家族含め特に被害はありませんでした。もちろんこれまでも、そしてこれからも様々な形で今回の震災の影響を受け続けることでしょうが、まずは命が助かっただけでもありがたいことです。

さて、東京はすっかり原発のニュースに倦んでいて、もはや1号機の建屋の扉を開放しようが、3号機が黒煙上げようがもうみんな大して話題にすらしていない現状ですが、まあ確かに仕事放り出して逃げるわけにもいかず、適切な対応をとりたくても非現実的な選択肢しかないのであれば現実から目をそむけるのが大人のやり過ごし方かもしれません。

が、10〜20年先に顕在化する(と言われてる)放射能リスクよりも、もっと短期間で顕在化するのが今回の震災の国民負担問題。どうせやらねえんだろうなあ、国債の日銀引受。その一方で、上げるんだろうなあ、税金。この2つが現実になればいまより不景気が加速するわけで、これはもう日銀と財務省による人災です。あ、一応いまの政府にも責任はあるか。でも政府の不誠実およびダッチロールぶりについては、こういう連中に政権を取らせた我々国民全体による人災でもあり、まずは我々一人ひとりが己の不明を恥じるべきなのでしょう。

さて、一応まだ実現していない人災はともかく、もう実現してしまったのが東電による人災である放射能問題ですが、彼らの責任を問わずして税金を投入しようという動きがあるというのだから理解に苦しみます。さすが天下の東電様っ!とその強大な影響力を讃えたいところではありますが、政府が初動のミスを隠すためにバーターで東電の救済を図っているという穿った説もあり、しかもそれが妙に説得力があるところが恐ろしいですね。

ということで、東電と、なぜか連中におもねる政府に対してNoと言うための理論武装として、下記リンクは必見。地域独占企業の東電はなぜか毎年数百億円を広告費として使っているんで、つまりは在京民放なんぞ東電関連の報道でマトモな意見など言えるわけもないのですが、この少なくともこの報道だけは素晴らしく正論です。途中の松尾貴史のコメントはもう少し時間をあげたかったところでしたが、僕が勝手に補足すると「地震の被害者と原発の被害者は、補償・支援の担い手を分けるべき。前者は当然国民全体が負担すべきだが、後者はあくまで東電が補償すべきであって、安易に国民全体に対する負担を強いるべきではない」ということ。「被害者=かわいそう」⇒国民全体で支援せねば!という「人道的」な態度は結果的に加害者たる東電の責任問題をうやむやにしかねませんよ、ということですな。ホント、これは一人でも多くの人に観てもらいたいなあ。

http://player.video.search.yahoo.co.jp/video/fe6e04529807687418f0f7fda8c788de?p=%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89%20%E5%8F%A4%E8%B3%80%E8%8C%82%E6%98%8E&b=1&of=&dr=&st=&s=&pd=&ma=&rkf=1&from=srp

http://player.video.search.yahoo.co.jp/video/4709e1d5ed61f745a8d3635350ba313f?p=%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89%20%E5%8F%A4%E8%B3%80%E8%8C%82%E6%98%8E&b=1&of=&dr=&st=&s=&pd=&ma=&rkf=1&from=srp

2011年02月05日

生真面目ニッポン

大相撲の八百長問題がえらい騒がれてますけど、僕がプロレス好きだからか、いまいちこの大騒ぎぶりがピンときません。周囲のプロレス好きに訊いても、似たような反応です。「なにが問題なの?騒ぎすぎじゃないの?」と。

そもそも大相撲は格闘技じゃなくて神事ですからね。神に捧げる芸能ですから、ガチである必然性はないわけです。・・なんて屁理屈をこねずとも、だいたい八百長って言葉自体が相撲界の用語ですからね。それに、15日間の興行期間中、毎日18時からのNHKのニュースに間に合うようにキッチリ全取組が終了する(たまに例外はありますが)、という点に疑問を抱かないのは、かつての金曜20時の「ワールドプロレスリング」の生中継でメインの試合がきっちり放送時間内に収まることに疑問を抱かないのと同じレベルですから、いままで相撲と八百長の関係について「そりゃあるでしょ」と思わなかった人がいるとするなら、それはちょっとウブすぎるように思います。

そもそも、いままで面白いと思って楽しめてたのなら、それでいいじゃないですか(普段は興味もないくせに、こういうことが起こると急にしたり顔で意見を言い出すのは論外ですよ)。八百長が混じってて、なにがいかんの?八百長が混じってたら急に興味なくなるもんなんですかね?ヤオガチのみで物事を判断する考えの人って、エンタテインメント受容能力に致命的な欠落があるように思えてなりません。虚実の皮膜を面白がるのがこういう興行に対する適切な姿勢だと思うのですが。

これ以外にも、なんか世論っていやに生真面目なのね、って思った話もあるんですが、これは近いうちに。

2010年07月02日

少ない選択肢

すっかり更新が滞ってますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?僕は相も変わらず合コンの合間にお仕事する日々を送っております(ちゃんと仕事しろよ)。

さて、参議院選挙が近づいてますけど、自民も民主も経済政策が酷過ぎですなあ。管さんって人はホント経済が苦手なんだなあ。苦手なら苦手なりに自分のアタマで考えずに勝間女史から聞いたことをコピペしてりゃいいのに。谷垣さんもお勉強できそうな顔してトンデモ経済理論(というか、財務省の操り人形になって、同省のご意向である増税をアナウンスしてるだけ)ですか。

ということで、経済政策については「みんなの党」しかマトモなこと言ってませんが、どうしてこの党って「四十七士作戦」だの「AKB48作戦」だの、だっさいネーミングするんですかねえ。そもそも党名からしてスベっとるがな。それにAKBよりPerfumeだろがよ(そういう問題じゃない)。

2010年02月14日

どう見ても松下奈緒のほうが多部未華子よりも美人な件

テレビでドラマをほとんど観ない僕が、たまに目にするのがNHKの朝ドラ。つまりは妻が観ているのがちらちら目に入るわけですね。

で、今度新しく始まるドラマの主役が松下奈緒さんとのこと。この人選は素晴らしい。受信料を払ってる甲斐があるというもんです。なにを隠そう、僕は松下奈緒さんの大ファン。「みなさまのNHKを自称するなら松下奈緒で連日24時間テレビやれや!」というくらい好きなんです。

朝ドラの放送時間が繰り上がって8時スタートになっちゃうと大好きなNHKの守本アナ(知らない人は各自調査!ただし、NHKのオフィシャルの写真はかなりイマイチです、ご参考まで)が見れなくなっちゃうんでツラいんですが、今回ばかりは仕方ありません。

で、ヤフーニュースで今回の朝ドラについての記事が出てたんで、ちらっと覗いてみたところ、なんか松下さんについてずいぶんなコメントが付いてたりしてすんごくガッカリ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100208-00000303-dal-ent
もちろん絶賛コメントもあるんですが、目つきがこわいだの、顔が大きいだの、まったく、くだらない。あれが100点の顔でなくてなんなのよ。あれで不満なら、誰なら満足なのよ。まったく。

・・とおそらく松下さんの親御さん以上に1人で憤ってたわけですが、ここでふと思い出したのが多部未華子嬢のこと。彼女もちょっと前の朝ドラやってたんですが、そのときの記事のコメント欄はこれがもう「かわいい」「美人」と絶賛の嵐だったんです。「岸田劉生の麗子像にソックリですやん」みたいな冷静な意見は皆無。「最近の整形タレントと違って、目の小さいところが自然で好感が持てます」みたいな、それ結果的に貶してない?なコメントまであって、それはちょっと笑ったんですが、ともあれ、僕の感想とあまりにもかけ離れた内容のコメントばっかりでした。

「つまりはアレやね、若干お顔に難のある女性が松下さんに難癖つけてるわけやね。多部嬢はそういう人にとって親近感を持てる女性だから、無理やり絶賛するわけでしょう。女性ってのは浅ましいですよ」妻にそう言ってみたところ、「そうではない。お前はわかっていない。多部ちゃんはかわいい」と念仏のように繰り返すので怖くなったんですが、内心では思いましたよ、「あんたの目はマカロニか」と。

ホント、どこをどう見たら多部嬢のほうが美人なのか、説明してほしい。つか、比較の問題ではなく、多部嬢は絶対的に美人じゃないですよ。ビリケンみたいな顔つきじゃないですか。ああいうのは関西弁でいうところの「けったいな顔」です。多部嬢ってそういう意味では小雪さんに似てるのかもしれません。「美しさ」ではなく、「希少価値」でありがたがられてる顔、という。

かつて稲森いずみさんをガッツリけなして顰蹙を買った僕ではありますが、今回も懲りずに世間に問いたいと思います。多部嬢って美人ですか?松下奈緒さんはパーフェクトな美人ですよね?いや、別に自分の審美眼に疑問があるわけではないんですが。

2010年02月04日

散る日本

朝青龍、まさか引退しちゃうとは・・。これが世論ってヤツですか・・。アセー!アセーヨ!@マーティ・フリードマン

そもそも、横綱に品位なんて求めちゃいけません。横綱に求めるべきはただひたすらに「強さ」でしょうよ。強いから横綱になれるわけで、品位でなれるわけじゃないんだから。

横綱だから品位を持つべき、とか、立合いでの変化は横綱にふさわしくない、とかいう意見に代表される議論は、本来横綱がこだわるべき勝負論からかけ離れた、完全に本質を見失ったものであって、こういう本筋じゃない点にこだわるのは日本のヘンな国民性です。だから戦争に負けるんじゃい、と60年以上も前に坂口安吾が喝破した思考方法に、未だに日本人は囚われとるわけですね。

そんなに品位がお好きなら、フィギュアスケートの芸術点みたいに品位点とか作ればいいんです。品位点が高ければ、クンロク大関でも横綱に推挙、とかね。僕はそんな相撲なんて見ませんが。

ちなみに理事会の件も揉めてるみたいですけど、これに対する反応も頓珍漢なものが多いような。ネットで某新聞の「今回の一連の騒動は民主主義とはかけ離れている」という内容の署名記事を見かけましたが、なにバカなこと言ってんの、と。角界なんて、もともとそんなものとはかけ離れた世界ですがな。前近代的発想。封建的世界。一門主義。大いに結構!そもそも相撲の世界に「民主主義」なんてものを求めるほうがナンセンス。いちいち文部科学省様の顔色を伺うような、そんな健全かつ腰砕けなものを、カネ払ってまで誰が観たいか、ってことですよ。

常軌を逸した稽古。常軌を逸した縦社会。そういう世界の住人のトップが横綱。だから横綱は神なんです。そんな存在にまでみなが寄ってたかって社会的な規範を押し付けようとする風潮を、ファシズムと言うんじゃないかいな。

2009年12月01日

日本オワタ\(^o^)/

昨日から機嫌がよくない。

今日も会社で馬鹿なヤツを悪し様に罵ってしまった。もちろん、こっちの言ってることは正しいんだ、全面的に。物事は結果的にこちらの考えてる通り進んだんだし、悪くはないはずなんだ。

でも、またやっちまったな、という悔いを感じる。「人は理屈じゃなくて感情(と勘定)で動く」といつも自分に言い聞かせてるはずなのに。もちろん、わかっちゃいるができないからこそ、いつも言い聞かせる羽目になるのだが。

なんでこんなに機嫌がよくないのか。もちろん人間が出来てない、というのはあるだろう。でも言い訳じゃないが、口先でだけデフレを認めつつ、ロクに対応もしないふざけた日銀総裁のビンボ臭い顔を見せられれば腹も立つでしょうよ(その上、現行の日銀の政策を擁護するかのような日経新聞の記事とかも目にしてしまって、日経の記事にはなんにも期待していないとはいえ、改めて心底がっかり)。

しかもその総裁が率いる日銀様が、我々不況に苦しむ日本国民のためにありがたくも10兆円というはした金を使ってくださるというニュースを目にするに至っては、ワタクシ、感涙にむせびましたよ。おい白川、日本のためにさっさと腹を切れ。あと、これを評価するとのたもうた管直人。お前は勝間女史からなにをレクチャーしてもらったんだ?

で、滅多に観ないテレビを観ていると(日経新聞系列の経済ニュース番組ね)、この日銀の「金融緩和」と為替介入について、いいこと言ってる論者も一部出てきたのに、最後は円高万歳論者が話を締めるという素敵な展開で超がっかり。日本は資源を輸入しなければいけないから円高はいいこと、なんてシラフで言えるのは本当にお見事。変なクスリでもやってんじゃないの?

就職活動中にこのブログを偶然目にした学生諸君。こんなことを言ってしまうと身も蓋もないが、君たちは本当に不幸だ。こんな愚かな金融政策を採る総裁が日銀を率いる時期に就職活動を迎えてしまうだなんて(ちなみに、就職活動をスキップして大学院に進学しても大して違いはないだろう。日銀総裁の任期は5年。白川が総裁に就任したのは2008年4月だ。最低でもあと4年近くは日本経済に陽はささない)。

そんな不幸な君たちにせめて僕がアドバイスできることは、テレビのニュースは観るな、新聞なんて読むな、そんな暇があったら、一冊でも多く本を読め(でも、たとえば経済を勉強したいからって金○勝とかは読んじゃダメよ。どうせ読むならスティグリッツあたりにしておきましょう)、ということくらいだ。そのうち日本経済に薄日ぐらいはさす日が来るかもしれない。そうすれば、たとえ来春希望する会社に入れなくても、転職することができるかもしれない。その日に備えて、自力をつけておこう。・・悲観的な物言いでスマンが。

2009年11月10日

断固支持

当ブログは勝間女史を全面支持します。

国家戦略室への提言「まず、デフレを止めよう〜若年失業と財政再建の問題解決に向けて」


それにしても、これに関する池田信夫あたりの難癖に同調する連中の気が知れん(もちろん、一番がっかりなのは菅直人の経済オンチぶりだけど)。

池田ブログのコメント欄を見ると、自らを「経済の素人」と断りつつ、非常にユニークな考察に基づくトンデモ経済理論(ご自分の感覚に基づく「ミクロ理論」でもって、需給ギャップを説明したりとかね)だとか、印象だけの感情論でもって勝間批判をする連中がごっそりいて、気が滅入ります。

いや、池田ブログにコメントした諸氏は確かにとんちんかんなこと書いてるわけで、彼らは自らが仰る通り、まごうかたなき経済学の素人なんですけど、それなら黙っておけばいいのにね。くどいですが、「語りえないことについては人は沈黙せねばならない」のですよ。馬鹿にも発言権を認める、というのが民主主義のルールとはいえ、いちいち律儀にそんな権利を行使せんでもよろしい。

それにしても、「ボクちん経済学のことはさっぱりわかりませんです!」とハッキリ自覚をしてるんなら(実はしてないんでしょうけどね。批判されたときに「だって僕は素人だもーん」とエクスキューズしたいだけなんでしょうよ)、理屈を抜きにして考えてみりゃいいと思うんですけどね。つまり、少なくとも経済政策については、ノーベル経済学賞を取ったポール・クルーグマン>「経営管理研究科」教授の池田センセ、というのはハッキリしとるでしょ、ってね。

・・とさらっとエントリを締めるはずだったんですが、サルでもわかるように勝間批判への反論がなされているいいブログがあったのでご紹介。これ読んでわからない人は、経済については墓に入るまで沈黙しておいたほうがいいと思うなあ。

2009年11月03日

語りえないことについては人は沈黙せねばならない

支那の7-9月のGDPの実質成長率が前期比8.9%増になったとのこと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091022-00000060-jij-int
(現在は記事は削除されています)
ええのぅ、羨ましいのぅ、と思いつつヤフーニュースのコメント欄を見てみると、相変わらずネトウヨのコメントか経済オンチのコメントばっかでがっかり。

支那を叩くのは勝手だけど、そんなことは別のところでやってくれよ。経済関係の記事にコメントするなら、ちゃんと経済の仕組みがわかってからにしてくれ。床屋政談なんて聞きたくないよ。

ってことで、よいインタビューをご紹介。極めて簡潔に、いまの日本経済のていたらくはなにが原因なのか、ってことが書かれてあります。ぜひご一読を。

無知につけ込まれて生きることのないために必要なこと。
http://www.mammo.tv/interview/archives/no254.html

2009年06月18日

The show must go on.

「もう書かない」と書いたはずなのに、書かないとやりきれないことが多すぎる。

まだ半分も終わっていないが、2009年は、自分の半径5メートルくらいはともかく、半径20メートルくらいの範囲までのものとの別れが多い年のようだ。先の「サイキック青年団」しかり、今回の三沢光晴しかり・・。そのどれもが、いつまでも永遠に続くような錯覚を起こすくらいに「日常」な存在だっただけに、その喪失感が残す爪痕は意外なほどに大きい。

先週の日曜日、朝方にふと目が覚めると、枕もとの携帯がメールの着信を知らせていた。メールを開くと友人から「三沢が死んでもうた」と一言だけ。陳腐な表現だが、にわかには信じられなかった。

寝ぼけアタマが真っ先に思い浮かべた死因は、故橋本真也と同様の突然死。あるいはもしくは・・と、ノアの地上波中継打ち切りのニュースとも関連付けて最悪の状況すら頭をよぎったが、ネットでニュースを確認して愕然。あの受身の天才がリング上で死ぬだなんて・・。

四天王プロレス時代の激闘によって蓄積されたダメージがここにきて爆発したのかもしれない。あの頃三沢をはじめとする四天王は、ちょっと考えられないくらいに激しくて危険なプロレスを繰り広げていた。危険な角度で相手を頭からリングに叩きつけ、叩きつけられたほうはカウント2.9でフォールを返す。激しい技の応酬。ファンの足踏みが地鳴りのように響く武道館。何人ものファンが泣きながらリングを見つめる、壮絶なプロレスがそこにはあった。

社長業とプロレスラーの両立は、僕たちの想像以上に過酷だったろう。長年の激闘によるダメージが自らの身体をどこまで蝕んでいるか、本人が一番よくわかっていただろう。それでも三沢はリングに立ち続けた。僕たちの声援に応えるために。三沢の死は、「サイキック青年団」と同じく、ファンの期待に過剰に応えようとする姿勢が招いたもののように思えてならない。責任感の表れか、もしくはこれが表現者の業というものなのか・・。一ファンとして、思いは複雑だ。なんともやりきれない。

謹んでご冥福をお祈りします。


併せて、今月15日に急逝されたテッド・タナベ氏(偶然にも三沢と同い年・・)にも哀悼の意を表します。安らかに。

2009年04月13日

祈りよ、届け。

ほぼ3年ぶりの更新。おそらく今回限りですが。

約20年という長きに渡ってABCラジオ「誠のサイキック青年団」を通じて、パートナーの作家・竹内義和氏とともに僕の人格形成に多大なる影響を与えてくれた北野誠氏のタレント生命が、なんとも嫌な形で絶たれようとしています。前代未聞の番組打ち切り劇から番組のラストイベントの突然の中止、誠さんの無期限活動停止処分に至る経緯は本来wikipediaとかで見てもらいたいんですが、なぜかこれが現在削除の対象になってて、見れなくなる可能性もあるので、その場合はこちらとかこちらをご覧いただければとりあえずの事の推移はわかります・・背景についてはまったくわからないけど。

もう更新しなくなって3年近く経つうちのブログも、この時期は閲覧数が増えます。おそらく我々の業界に興味を持ってくれている学生さんたちが訪問してくれるんでしょう。学生のみなさんは自分の人生が懸かった大切な時期に他人の心配をしてる余裕なんてないかもしれませんが、今回の件に少しでも感じるものがあるならば、このリンク先から彼の所属する松竹芸能に「一日も早い復帰を期待している」と一言書いて送ってあげてもらいたいと思います(本当は昼と夜のメシを抜いて、先月出たばかりの誠さんの著書「死んだら、あかん」も買ってあげて欲しいところなんですが(笑)ちなみに僕はもう買って読みましたが、なかなかいい本でしたよ)。もちろんメールを送る送らないは自由ですが、学生さんには少なくとも今回の件を「他人の悪口ばっか言ってるタレントがやりすぎて怒られたんでしょ?自業自得だよ」なんてさかしらに受け流すのではなく、大きく言えば「世の中を自分なりに理解するためのケーススタディー」として捉え、一度自分のアタマで考えてもらいたいと思います。今回の誠さんの「犠牲」を無駄にしないためにも。

ちなみに僕は一連の流れについて、「やむをえないが、やり方が気に食わない」と考えています。誠さんが番組やイベントを通じて、一部の人や組織の「商品価値」を下げる発言をしていたのは確かでしょう(もうイベントはかれこれ10年以上行ってませんが)。それに対して「ちょっとそれは勘弁してよ」というクレームをつけるのは当然の行為。個人的には「所詮ギャグでしょ。本気で怒るなんてケツの穴が小さいなあ」とは思いますが、たとえ笑いにコーティングされているからといって、言われた側からのクレーム自体を否定することはできません。自分たちのメシの種の悪口を言われても黙ってろ、ってのはそもそも無茶な話なわけですし。で、それに対して松竹芸能が、クレーム主との関係と北野誠というタレントとを天秤にかけて、もしクレーム主との関係を取るのであれば、今回の処置も選択肢としてはありうる話でしょう。別に松竹芸能は誠さんひとりを食わせるための会社ではないわけですし。

でも、それらがすべて説明なく行われた、というのは断然気に食わない。もちろん一般の会社に置き換えてみればわかると思いますが、普通、そんなことをオープンに進めたい組織・人なんていません(そういう意味では今回の件は別に「芸能界の特殊性」を示すものではないんだろうと思います。他の業界においても当然起こりうることでしょう)ただし、今回の「当事者(ステークホルダー)」は別に出演者(と所属事務所)やクレーム主だけじゃありません。僕らリスナーやファンだって当然ながら当事者なわけです。別に彼らに対して、「リスナーやファン一人一人に今回の処置について承諾を得るべし」なんて極端なことは言う気はありませんし、そこまでの責任があるわけじゃないと思いますが、少なくとも「説明責任(アカウンタビリティー)」はあってしかるべきでしょう。番組終了については朝日放送が、誠さんの処分については松竹芸能がその責を負うのは言うまでもありません。

・・ここで、「じゃ、クレーム主はその責を負わないの?」って疑問が出てくるでしょうが、おそらくは一面「被害者」でもあるのだろうクレーム主にそこまでを期待するのはちょっと無理なのかな、と思います。もちろん、「今回の件はうちの名前を出すなよ、理由も明かすなよ」と朝日放送なり松竹芸能に強いたとしたら、それは明らかにやりすぎでしょう。そりゃクレーム主としては「表沙汰にするなよ」とは言いたいでしょうけど、「要望」と「強要」は別ですからね(現実には、両者をハッキリと区別するのは難しい場合が多いわけですが)。

さて、上記はあくまで僕の考える「理屈」(もしくは「僕なりの正論」)であって、もちろん世の中は理屈だけで動いてるわけじゃないし、理屈が常に物事をプラスに動かすわけでもありません。今回の件で僕たちにできることは、ただ静かに、誠さんの復帰を願う気持ちを松竹芸能に伝えることだけなのでしょう。おそらく、一方的な「悪役」は今回の騒動には存在しないんでしょうから。

・・と、ここまでが今回の「事件」への僕なりの考察と結論。あとはつらつら想うことを。

今回の件、おそらく発端は「イベントにおける発言内容を参加者がタレ込んだ」ことにあるんだろう(僕が聴く限り、最近の放送内容でそこまでの「毒舌トーク」なんてものはなかったはずだから)。そもそもサイキックのイベントは「内容のメモや録音は厳禁。会場以外では絶対口外するな」というのが出演者と参加者との間での紳士協定だけど、そんなことは当然、望むべくもない。大部分のリスナーはオトナでも、「芸能界の裏話が聞きたくてイベントのチケット買ったくせに、いざ自分の大好きなアイドルが『アイツは遊びまくっとるで!』と言われてしまうと激昂する」なんていうコドモがどうしても混じってしまうのは当然(あくまでこれは例え話ですよ。なにが「コドモ」の癇癪を刺激したのか、可能性はいろいろあるでしょう)。そんなコドモは確かに絶望的なまでにアタマが悪いんだけど(でも、「悪」ではない。そんな手合いにも「平等な一票」を与えるのが我々の住む民主主義社会)、だからってそんな連中もカネさえ払えば「客」であって、イベントから締め出すことはできないことわけだから。

でも、3千円なり5千円なりのチケット代で、彼らはこういうリスクの高いイベントをやってしまった。リスクテイク料としては明らかに安いはずなのに。このイベントからの「収益」は、「テレビ・ラジオのレギュラーを5,6本抱えたタレント生活」とは明らかに見合わないはずなのに。

それをやらせたのは、おそらくは我々リスナーの彼らに対する「期待」と、そして、彼らのその期待に応えんとする「芸人の性(竹内さんは作家だけど)」なのだろう。

こういう番組やイベントを続ける以上、『芸人の末路哀れは覚悟の上』という言葉は常に誠さんたちのアタマの片隅にあったと思う。J事務所にアタマを下げ、山本リンダにアタマを下げ、おそらくそれ以外にも我々の知らないところでいろいろアタマを下げなければならないことがあったであろう中で、そういう意味ではこれは「当然の帰結」と言えなくもない。

でも僕はまだ誠さんに終わって欲しくない。
まだまだ誠さんと竹内さんのトークが聴きたい。
いや、現状では、もうお二人のトークが二度と聴けなくても仕方がないと思う。
でもせめて、自分にいろんなものを与えてくれた人がいつまでも元気でやっている姿を見ていたいのだ。
文字通り身体を張って、芸の力(リスナー以外には誤解する向きも多いと思うが、彼らのトークはゴシップネタなんてなくても十分聴くに値する「カネの取れるトーク」だった。そうじゃないと、それなりに忙しい生活の中、30代にもなって毎週深夜ラジオなんか聴かんよ)を見せ続けてくれた誠さんの一日も早い復帰を願ってやまない。


最後に僕の近況を。
おかげさまで仕事は順調です。ま、100点満点とは口が裂けても言えませんし、そんなことはありえないわけですが、ま、優良可でいえば優は取れてるでしょう(・・と、部長も言ってくれるかしら?)。もちろん、通常業務の範囲内だけで優が取れてても仕方ないので、今年はうちの会社のビジネスのやり方を根本から変えられるような新しい仕掛けを(たとえ、影響を与えられる範囲が小さくても)、魂こがしてやっていきたいなと思ってます。

んじゃ、またいつかどこかで。

2006年03月14日

雑感あれこれ

メモ代わりにいくつか。

【日銀、量的緩和解除を決定】
ちょっとタイミング的には時期尚早では?という印象を受けます。本格的な景気回復が家計レベルにまで広がっていない段階での緩和解除ってのは、バブルの再来を極度に恐れるあまり「羹に懲りて膾を吹いた」と言われても仕方がないのではないでしょうか。ただ、いったん解除した以上は、日銀の予想通り事が運んでくれることを切に願います。ここでヘタ打って、日銀の信用失墜→日銀法改正で中央銀行の独立性が保たれなくなったりしたら問題ですし。ところで、メール配信版のNYタイムズではこの話題がまったく触れられてませんでしたが、そんなにバリューのないニュースか、これ?

【ジュニアフィギュアの世界選手権】
韓国人の少女が浅田真央選手を抑えて優勝したとのこと。それをわが国の選手のことかのように時間を割いて伝えていたNHK。お前はどこの国の国営放送かと。長澤まさみをもっと出せよと(それは関係ない)。ま、そこまでやっても対韓感情は過去最悪なまでに落ち込んでますが・・。呆れつつ画面を眺めていて、ふと、日韓ワールドカップでやたら韓国の躍進を賞賛する報道が多かったことを思い出しました。マスコミが一丸となって頑張ったわりには、「韓国、審判を買収してるんじゃないの?」なんてことは当時みんな口にしてましたが。世論操作って難しいもんですね。

【ボクシングの亀田兄弟】
なんかすごいらしいですね、視聴率。ノンタイトル戦なのに視聴率が25%、瞬間では30%を超えたとか。試合を観たことがないんで強いのかどうなのか知りませんが、プロデュース能力に関しては卓抜したものがあるのでしょう。ちなみに試合を中継したのは格闘技の茶番演出をさせたら天下一品のTBSですが(片岡鶴太郎に鬼塚勝也のセコンドさせた苦い過去もありましたな)、今回は当たったみたいですね。おめでとさん。

あと、麻生外相の一連の対中発言がオモロかった記憶がありますが、ヤフーで検索してみたらもうなかったな。どうしてかな?代わりにこんなニュースが見つかったので載せておきましょうか。

<国連>常任理事国の分担率 日本提案に中国猛反発

貧乏人をおちょくるのがオモロイのはわかりますが、攻めるだけじゃなく、守るところはキッチリ守らないとね。尖閣諸島の件もキッチリ対処しないと、「電波が騒いでら」とハナからバカにしてたら声の大きさと勢いに押し切られて不法占拠されちゃった竹島の二の舞になりかねませんから(ま、あれは韓国ですが)。特にあの国は電波な上に腕っぷしも強いときてるわけですし。「今後は一切ガタガタ言わせねえ!」ってくらいに毅然と対処しないと「沖縄はわが国の領土だ」なんて言い出されかねませんぜ。


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2006年02月03日

誰が得するの?

今国会での皇室典範改正…麻生、谷垣氏らが慎重意見

女系天皇を認めろって話、なんかムチャな方向に向かってますね。小泉のごり押し、安倍の追随ってのも「なんだかなあー」で興醒めですが、やっぱおかしいですよね、「女系天皇容認」ってのは。

ちょっと前に僕もブログで女系天皇に関する話をちょっと書きましたが、わけのわからんのが皇族になりうる可能性もある制度を導入するってのは国の根幹を揺るがしかねない気がします。さすがに、どこの馬の骨かもわからんようなのを「天皇の旦那」ってだけで税金で養う気にはなれないなあ。そういう意味では、旧宮家の皇族復帰の方が納得できる。

だいたい、現状の天皇家の家族構成がそのまま続くと仮定しても、問題が顕在化するのは何十年後の話なんでしょう?少なくとも、それまで議論を続けてもおかしくはないですよね。なんで1年かそこらの議論で決めちゃうんだろ?三笠宮の反論を有識者会議の連中が一顧だにしようとしないのも「なんだかなー」感を加速させます。

不自然どころか、異常なまでに拙速に皇室典範の改正にこだわる首相を見てると、イヤでも陰謀論に思い至りそうになりますが、ホントいったい、この改正で誰が得をするんでしょうね?


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2006年01月27日

ギャングにまつわるエトセトラ

京大元アメフット部員 婦女暴行 監督「人間として失格」

夜の京都で大きな顔してる学生と言えば、京大のギャングスターズと同志社のラグビー部、と相場が決まっていたもんですが、なんでギャングスターズに入ってまで強姦なぞせにゃいかんのでしょうねえ。

そういえば僕が学生時代、当時はまだ三条木屋町に「スコアボード」という老舗のスポーツバーがありまして、そこで一度合コンをしたことがあったんですよ。で、開始から30分ほども経ったでしょうか、やたら奥のテーブルがうるさいんで見てみると、ガタイのいい男たちが5人ほど、こっちのテーブルを見ながら自分自身を指差してなにやら叫んでます。「なにかいな?」と思って耳を澄ませると「アメフト!」「ギャング!」と口々に叫んでいるんですね。

「ギャング!」と叫べば合コン中の女の子ですらこっちに呼べる、という余裕の態度に「よくわからんが、とにかく凄い自信だ!」と感心すらしてしまいましたが、感心してる場合ではありません。隣で女の子たちが「えー、ギャングー?マジでー?」なんて興味津々に向こうを見てるのです。

「今回キミらは僕らと合コンしに来たんでしょ?せめて今日は我慢してよ」と負け犬感を丸出しにしつつ、慌てて女の子を引き止めましたが、引き止めていなかったらどうなっていたやら。ま、引き止めたからって別にどうにもならなかったわけですけどね。ちぇ。

以上、ギャングスターズにまつわる個人的な思い出でした。


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2006年01月16日

空飛ぶ棺桶

JAL、ヤバイみたいですね。

日航に防止策再提出を指示 国交省、トラブル続発で

以前も書きましたが、僕自身はシンガポールエアの信者とでもいうべき状態でして、一時帰国の際も他社の直行便ではなく、いったんシンガポールに出てからSQで帰ってくるくらいなので、あまり他社の飛行機のことはわからないのですが、確かにここ最近は僕の周囲でもJALに関してロクな噂を聞いたことがありません。

着陸のときに機体が揺れて片輪で降りたとか、離陸後からしばらく経つまでどこからか「バタバタバタ・・」と妙な音がしていた、とか、ちょっとゾクッとする話もあります。ま、「せっかくのビジネスクラスなのに年増のスチュワーデスが出てきたんですよ!」と真顔で怒っていた後輩クンには笑いましたが。

僕自身、日本勤務時代に出張で羽田から某地方空港間をJAL機で何度か往復したことがあるんですが、離着陸の際などに何度かヒヤッとする思いをした経験があります。もしそういうのが日常茶飯事なのだとすると、CAって大変な仕事だなあと心底思ってしまいます。どんなに内心動揺してても、客の前で「おー、やっべー」なんて言えませんもんねえ。

しかし、こういうローカル路線にだっていいところはあるもんでして、なんといってもCAが若くて美人揃いなのは特筆すべきメリットでしょう。経験の浅い人が訓練を兼ねて乗ってるからかも知れませんが、まあとにもかくにも目の保養になることは間違いありません。ただ、残念なのは機体が小さ過ぎて、CAさんに話しかけることすらできないこと。会話が乗客全員に筒抜けになるような手狭な空間の中でナンパする勇気など、残念ながら持ち合わせてはおりませんもので・・。ということで、フライトのたびに「ヘビの生殺しとはこのことかっ!」と身もだえするのでした(後輩クンを笑えないよ)。


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2006年01月05日

悟りを開くその前に・・

ネパールの「釈迦の化身」少年、今も瞑想続く

おいこら。あのな、単なるガキが瞑想したって悟れるわけないやないか。いい加減にしろ。

いいですか、本家本元のお釈迦様は王子様ですよ。将来は王様の地位が約束されていた人だ。もちろん、毎日が酒池肉林。美女に囲まれ、毎日美味しいものを食べて、なに不自由ない生活を長年続けたわけです。しかし、ある日それを「むなしい」と思う(まあこれを普通は「飽きる」というんですが、まあともかく)。そして、お釈迦様はすべてを捨てて悟りを開こうと修行を始めるわけです。

つまり、お釈迦様は贅を極めつくしたから、人間はなんのために生きるのか、という深遠なテーマを自覚せざるを得なかったわけですよ。

この少年にはそんな経験がありますか?ないでしょう。ないのに「そんな生活などいらない」ってのは、凡俗の身からすると「ホンマか、お前?」とツッコミたくなる。まあ、そんなこと言わずとも、言ってることがインチキだから「ええ加減にせえ」ってだけの話ではありますが。なんでもかんでも商売にしちゃいかんよ。

ところで、僕も悟りを開きたいんですけど、どなたか僕に酒池肉林を経験させてはいただけないものでしょうか?できたらお釈迦様のように、30年くらいはそういう生活を続けたいのですが・・。


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2006年01月03日

また国立に戻って来い

同大、決勝進出を逃す 全国大学ラグビー

あー、負けたか、同志社。そりゃワセダ・カントーの2強時代(実質ワセダの1強かな)とはいえ、帝京に完勝したこともあって「今年はカントーに勝てるんじゃ?」と思ってたんだがなあ。

20代後半・関西育ちの僕は「神戸製鋼V7」直撃世代でして、ご多分に漏れず、91年の神鋼V3時のI・ウイリアムスの逆転トライに痺れたクチです。で、94年の同明戦で明治の元木組を追い詰めた同志社のイケイケラグビーに「なんとオモロいラグビーをするチームなんだ」と衝撃を受け同志社ラグビーのファンになって現在に至るわけです(生粋のワセダ嫌いというのも理由のひとつ)。

まあ当時は関西カレッジスポーツ界のもう一方の花形・アメフトで京大のギャングスターズが全盛期にあったわけですが、残念ながらこっちにはからきし興味なし。だってルールわからんもん。

さて、話を本題に戻しますが、2日からお仕事してましたので試合そのものは観てないんですが、いろいろ読む限り、やっぱりラインアウトといういつもの課題が解決できないままだったようですね。まあこれも個性か・・。

しかし、それでも僕が同志社のラグビーを見続けるのには理由があって、同志社のラグビーには、どことなくサッカーのオランダ代表に通じるものを感じるんです。両者に共通するのは「美しく面白いゲームをするが、優勝できない」というチームカラー。まるで、美しいゲーム・面白いゲームができれば勝敗は二の次、とでも考えているかのような試合ぶりに、なんというか、心の奥の湿っぽい部分をくすぐられるのですよ(もちろん、両者とも勝利を至上命題にしているはずですし、負けていいと思って闘っているわけでは決してないと思いますが)。

今年は(も)準決勝どまりでしたが、同志社の「自由なラグビー」が来年どんなプレーで魅せてくれるか、期待しながら1年間待ちたいと思います。あ、その前にサッカーのワールドカップもあるんだっけ。オランダ、死のグループを勝ち残れるかなあ?華麗なる攻撃サッカーを披露しつつ1次リーグ敗退、なんてことにだけはならないでくれよっ!


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2005年12月30日

そこに愛はあるか

NHKの衛星放送で「今年のニュースを振り返る」みたいな番組を観てましたが、「今年の言葉」は「愛」だったんですね、ふーん。・・って、おい、お前ら本気で言ってんのか?

2005年のどこに「愛」がありました?え?愛・地球博が成功したから?宮里さんや卓球少女さんが活躍したから?で、それで「愛」なの?そういや前田愛も早乙女愛も・・活躍してないがな。

つか、愛・地球博のパビリオン建設で失われた森は誰が再生するんでしょうかね?期間限定でパビリオンおっ建てて終わればぶち壊します、という万博のどこに地球環境に対する「愛」があるんですかね?番組では「使用された材木などの建材は再利用されます」なんて言ってましたが、そんなの比べ物にならないくらいに木を切り倒しておいてよく言うよ。

僕が一文字選ぶとすれば「惨」。これしかない。電車の事故もありましたし、幼児が巻き込まれる事件も多かった。世界各地でテロがあったし、愛・地球博の会場跡地の光景も無惨としかいいようがない。マンションの耐震性の偽造問題は・・まあありゃ「安物買いのなんとやら」って話で、なんで税金投入なのか、コーメー党の考えることはようわからんというか、わかりやすくて困るというか。ま、そういう意見を黙認するしかない日本の現状もたいがい悲惨だな、という意味も込めて、ね。


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2005年12月08日

バブルの夢よ、もう一度

古いニュースでアレですが、流行語大賞ってまだやってるんですね。駐在しているからか、こういうのにすっかり疎くなってしまって・・。

さて今年の流行語大賞、「小泉劇場」なんて誰も使ってねえじゃん、とか、そもそも武部みたいなヤツは流行語大賞じゃなくて土建屋からの特別表彰の方がお似合いなんじゃないの?とか言いたいことはいろいろありますが、特に恥ずかしいのが「ちょいモテオヤジ」の受賞。あのな「LEON」読者よ、「富裕層」も流行語に選ばれているこのご時世に、ロクに可処分所得もないのにそんなこと言ってる場合かと。

ところで「レオン」と「ニキータ」って、バブル入社世代のパッパラパーな40男と負け犬世代の問題先送り型30女を食い物に商売してやろう、という魂胆がミエミエで、阿漕(あこぎ)だなあとは思いますが、ただ、「騙すならアホから騙せ」という原則に忠実という意味では、見習うべきところの多い模範的な商売でもあります。マスコミというのは、浅ましいけどバカじゃない。

それにしても、いつまで惜しみなく奪われ続けるんでしょう、レオン読者とニキータ読者。刹那主義と貯金残高がチキンレースを繰り広げる様は傍から見てると面白い見世物ですが、他人事ながらちょっと心配ではあります。

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